野球肘とは


肘には多くの骨や軟骨、靭帯、腱などが存在していますが、

投球動作の繰り返しにより肘の関節へ負担がかかり肘の内側、外側へ出現する疼痛性障害の総称です。

肘関節への負担により軟骨がこすれていたり、軟骨がはがれ落ちることで痛みが出やすい状態となります。

進行すると変形性肘関節症という肘の軟骨がすり減って骨が変形する状態までなりうることもあります。

成人の場合には軟骨そのものが障害を受けるよりも、肘関節を構成する靭帯が損傷を受けることが多くなります。


成長過程、体の左右差や姿勢の異常、筋肉や関節の固さや弱さ、投球フォーム(肘が下がったフォームだと肘に大きな負担がかかります)も深く関与することが知られています。


1.内側側副靭帯損傷

投球動作の繰り返しにより、肘の外側に広がること動きを制御する内側側副靭帯が障害され発症します。繰り返し靭帯に負担がかかることにより、小さな断裂が繰り返し起こったり劣化によるもので、劣化したゴムのような状態になっています。

主な症状は投球時の肘関節内側の痛みで、特にコッキング期から加速期に痛みが起こります。


2.離断性骨軟骨炎

肘離断性骨軟骨炎、上腕骨小頭骨軟骨障害とも呼ばれ、小学校高学年から中学校低学年に初発することが多い、野球肘外側型障害の代表的なものです。繰り返す投球動作における外反ストレスにより、上腕骨小頭(肘関節を形成する上腕骨の遠位端の外側部の球状の部位)の骨軟骨が変形、壊死を生じるものです。

主な症状は肘関節の曲げ伸ばしでの痛みや動きの制限です。症状が進行すると、病巣部の骨軟骨片が遊離して関節内遊離体(関節ネズミ)になると、引っ掛かりやロッキング(遊離体が関節の中で挟まり、肘関節がある角度で動かなくなること)をきたし、滑膜炎と呼ばれる関節内の炎症を起こすこともあります。



野球肘にオススメの治療

「筋骨格整体」

肘の痛みを発生させる原因となる筋肉にアプローチ。

身体の使い方やバランスの不十分な部分に対して動作指導とエクササイズをしていきます。背骨や骨盤矯正と運動療法を組み合わせたコースになります。全身のバランスを整えるのでオススメです。


「ルート治療」

指では届かない深部へ、痛みの原因となっている筋肉にピンポイントでアプローチすることができます。

早期に炎症を抑え、深層筋に刺激が入ることでさらに関節の動きが良くなります